投資の「アドバイザー」にAnyDeskを入れてしまった:今すぐやるべきこと

更新日:2026年11月7日 · 読了目安4分

この記事の内容
  1. 1. 今すぐ接続を切る
  2. 2. 銀行に電話する
  3. 3. 別の端末からパスワードを変更する
  4. 4. 端末を点検する
  5. 5. 届け出て、証拠を残す
  6. やってはいけないこと

多くの投資詐欺では、電話をかけてくる「アドバイザー」が「口座開設を手伝うため」「代わりに取引するため」と言って、AnyDesk、TeamViewer、RustDesk、QuickSupportなどのソフトを入れるよう求めます。これらはサポート用の合法なソフトですが、他人にあなたのパソコンやスマートフォンを操作させるものです。相手は画面を見て、ネットバンキングにログインし、あなたの名前で振込をすることもできます。

インストールしてしまったら、次の順番で対応してください。

1. 今すぐ接続を切る

  • 該当する端末のインターネット接続を切ります(Wi-Fiとモバイルデータ)。
  • 遠隔操作ソフトを終了してアンインストールします。その前に、できれば別のスマートフォンで、ソフトの名前と表示されているIDを写真に撮っておきます。スマートフォンでは「設定」→「アプリ」から、パソコンではインストール済みプログラムの一覧から削除します。
  • 同じ日に入れられた、見覚えのないほかのソフトがないか確認します。

2. 銀行に電話する

  • 誰かに端末を遠隔操作されたことを伝えます。
  • カードの利用停止と、最近の取引・振込の確認を依頼します。
  • ネットバンキングに新しい端末、振込先、限度額の変更が追加されていないか確認してもらいます。
  • 身に覚えのない支払いがあれば、取り消しや返金の手続きを依頼します。

3. 別の端末からパスワードを変更する

遠隔操作された端末ではなく、安全な別の端末で、次のパスワードを変更します。

  1. ネットバンキング
  2. メール(ほかのすべてのアカウントの復旧に使われるおそれがあります)
  3. 暗号資産取引所や決済アプリ
  4. SNS

可能なところではすべて二要素認証(2段階認証)を有効にしてください。

4. 端末を点検する

  • まだ乗っ取られている疑いがあれば、信頼できるウイルス対策ソフトでスキャンするか、大切なデータを保存したうえで初期化するのがより確実です。
  • Androidではユーザー補助(アクセシビリティ)の権限を確認してください。悪質なアプリがこの権限を使ってスマートフォンを操作することがあります。

5. 届け出て、証拠を残す

  • 電話、メッセージ、電話番号、プラットフォームの画面をスクリーンショットで保存します。
  • 警察に相談・届け出をします(最寄りの警察署、または #9110)。
  • 金融庁 金融サービス利用者相談室に情報提供します。

やってはいけないこと

  • ソフトを入れ直さない。 「お金を返すため」と電話が来てもです。
  • SMSで届いた認証コードを教えない。 取引を承認するためのものです。
  • 損失を取り戻すと約束する人にお金を払わない。 それは二次被害の詐欺です。

覚えておいてください。 正規の証券会社や銀行が、投資のためにあなたのパソコンを操作する必要はありません。求められたら、それは詐欺です。そのほかの手順は被害者向けガイドにあります。

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すでに登録した・支払ってしまった場合

  1. これ以上は支払わない。お金を引き出すために「税金」や「手数料」を求められても払わないでください。
  2. 今日中に銀行へ電話:カードを止め、チャージバック(支払いの取り消し)や振込の組戻しを依頼しましょう。早く動くほど、取り戻せる可能性が高まります。
  3. 求められたソフトを入れない(AnyDesk、TeamViewerなど)。入れてしまった場合はアンインストールし、パスワードを変更してください。
  4. 警察と金融当局に届け出る。スクリーンショット、メール、電話番号を保存しておきましょう。
  5. 「返金代行」に注意。費用と引き換えにお金を取り戻すと持ちかける業者は、ほぼ確実に二次被害の詐欺です。

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