LINEの投資グループは詐欺?SNS型投資詐欺の手口と抜け出し方

更新日:2026年11月4日 · 読了目安4分

この記事の内容
  1. どうやって始まるのか
  2. グループの中で起きていること
  3. 注意すべきサイン
  4. どうすればいいか
  5. まとめ

何百人もいるLINEのグループ(オープンチャットなど)や、WhatsApp・Telegramのグループに招待されます。株や暗号資産の情報を流す「先生」、質問に親切に答える「アシスタント」、利益の画面を次々と投稿する大勢のメンバー。本物のコミュニティのように見えます。しかし、そのほとんどが偽物で、目的は詐欺師が管理するプラットフォームにあなたのお金を入金させることです。警察は、この手口をSNS型投資詐欺と呼んで注意を呼びかけています。

どうやって始まるのか

  • SNS広告から。 有名な経済評論家や有名人が出てくる広告から、「おすすめ銘柄を受け取れる」としてLINEの友だち追加に誘導されることがよくあります。
  • 知らない相手からのメッセージ。 「〇〇さんですか?あ、間違えました…」と始まり、やり取りを続けるうちにグループに誘われます。
  • 勝手にグループに追加される。
  • 副業の募集から。 「いいね」や商品の評価など簡単なタスクの仕事が、「報酬を受け取るための投資」に変わります(タスク型の副業詐欺)。

グループの中で起きていること

  1. 信頼づくり。 数日から数週間、「先生」が無料で分析を配信します。当たった話は大きく取り上げられ、外れた話は出てきません。
  2. 周りの「証拠」。 メンバーの大半は偽のアカウントや仲間で、利益の画面やお礼のメッセージを投稿します。
  3. 特別なチャンス。 「機関投資家向けアプリ」「VIP口座」、IPOの優先割り当て、「これから急騰する」暗号資産などに誘われます。
  4. 最初の利益。 最初は少額の出金を許され、信用してしまいます。
  5. わな。 本格的に入金すると、アプリの残高は増えていきます…出金しようとするまでは。そのとき、先に払わなければならない税金、手数料、「審査」が出てきます。

注意すべきサイン

  • 頼んでもいないのにグループに追加された。
  • 「先生」が有名な経済評論家や投資家の名前や写真を使っている。
  • 公式ストアにないアプリを入れるよう言われる、またはリンクからダウンロードさせられる。
  • 短期間で高く「安全な」利益が出ると約束される。
  • メンバーは利益とお礼の投稿しかしない。
  • 「アシスタント」が個別にメッセージを送ってきて、一歩ずつ誘導し、急かす。
  • 自分のお金を出金するためにお金を払うよう求められる。

どうすればいいか

  • グループを退会し、個別に連絡してくる相手をブロックします。LINEやTelegramの通報機能も使ってください。
  • 勧められたアプリはインストールせず、スマートフォンへのアクセスも許可しないでください。
  • すでに入金してしまった場合は、すぐに銀行やカード会社に連絡し(チャージバック・組戻しの依頼方法)、被害者向けガイドに従ってください。警察相談専用電話 #9110 にも相談できます。
  • 投資する前に、プラットフォームが登録を受けているか必ず確認しましょう:業者の登録の確認方法。

まとめ

プロの投資家が、見知らぬ人にLINEグループで無料で情報を配ることはありませんし、まともな投資で出金のためにお金を払わされることもありません。もし今そうなっているなら、すぐに止めてください。追加で払ったお金はすべて失われます。

グループでプラットフォーム名を見かけたら、InvestRedFlagsで検索してみてください。

SNS広告で検出した詐欺的な投資プラットフォームの週間まとめです。今週のレポートを読む →

すでに登録した・支払ってしまった場合

  1. これ以上は支払わない。お金を引き出すために「税金」や「手数料」を求められても払わないでください。
  2. 今日中に銀行へ電話:カードを止め、チャージバック(支払いの取り消し)や振込の組戻しを依頼しましょう。早く動くほど、取り戻せる可能性が高まります。
  3. 求められたソフトを入れない(AnyDesk、TeamViewerなど)。入れてしまった場合はアンインストールし、パスワードを変更してください。
  4. 警察と金融当局に届け出る。スクリーンショット、メール、電話番号を保存しておきましょう。
  5. 「返金代行」に注意。費用と引き換えにお金を取り戻すと持ちかける業者は、ほぼ確実に二次被害の詐欺です。

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