Quantum AI(クォンタムAI)は詐欺?評判と各国当局の警告

更新日:2026年11月7日 · 読了目安3分

この記事の内容
  1. 当局は何と言っているか
  2. どのように宣伝されているか
  3. Quantum AIは本物のプラットフォーム?
  4. 登録してしまったら

Quantum AI(クォンタムAI)は、詐欺的な投資広告で最もよく見かける名前のひとつです。人工知能や「量子コンピューター」を使い、手間をかけずに利益を出すという自動売買プラットフォームを名乗っています。InvestRedFlagsでは、複数の国で同時に、それぞれ別の地元の有名人を使って宣伝されているのを検出しています。検出の記録はすべてQuantum AIのページで見られます。

当局は何と言っているか

複数の公的機関が、この名前を使うプラットフォームについて公に警告しています。たとえば、デンマークの金融監督庁はQuantum AIへの投資に関する警告を公表し、ニュージーランドのFMAは、有名人の推薦をでっち上げた偽のニュース記事や口コミを使うキャンペーンについて警告しています。イーロン・マスク氏などの経済人の動画を加工した広告も確認されています。

当局の警告は、その業者がその国で投資サービスを提供する許可を受けていないことを意味します。日本で投資サービスを提供するには金融庁への登録が必要です。

どのように宣伝されているか

Quantum AIは、有名人をかたる投資詐欺の典型的なパターンに沿っています。

  • テレビの司会者、経営者、政治家、スポーツ選手など、地元の有名人が出てくるSNS広告。
  • 新聞をまねたページに載った、でっち上げのインタビューや「ニュース」。
  • 登録フォームと、約3万円の最初の入金。
  • もっと投資するよう迫る「アドバイザー」からの電話。

名前は「QuantumAI」「Quantum AI App」のような表記や、文字・数字を付け足した形でも出てきます。これはこうしたキャンペーンではよくあることで、名前を少し変えることでブロックを逃れ、口コミを検索する人を混乱させます。

Quantum AIは本物のプラットフォーム?

これらの広告の裏に、登録を受けた会社はありません。登場する有名人は無関係で、表示される「体験談」や利益は作り物です。Quantum AIは「本物」「安全」と書かれたサイトがあっても意味はありません。詐欺師自身が好意的な口コミを公開しています(偽口コミの見分け方)。

登録してしまったら

  • 電話が何度かかってきても、何も払わないでください。
  • すでに払ってしまった場合は、今日中に銀行やカード会社に連絡し、チャージバックや組戻しを依頼します。
  • 求められても、ソフトはインストールしないでください。
  • 警察(#9110)と金融庁 金融サービス利用者相談室に届け出ます。

すべての手順は被害者向けガイドにあります。

SNS広告で検出した詐欺的な投資プラットフォームの週間まとめです。今週のレポートを読む →

すでに登録した・支払ってしまった場合

  1. これ以上は支払わない。お金を引き出すために「税金」や「手数料」を求められても払わないでください。
  2. 今日中に銀行へ電話:カードを止め、チャージバック(支払いの取り消し)や振込の組戻しを依頼しましょう。早く動くほど、取り戻せる可能性が高まります。
  3. 求められたソフトを入れない(AnyDesk、TeamViewerなど)。入れてしまった場合はアンインストールし、パスワードを変更してください。
  4. 警察と金融当局に届け出る。スクリーンショット、メール、電話番号を保存しておきましょう。
  5. 「返金代行」に注意。費用と引き換えにお金を取り戻すと持ちかける業者は、ほぼ確実に二次被害の詐欺です。

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