ロマンス投資詐欺(豚の屠殺)とは?恋愛から暗号資産投資に誘う手口

更新日:2026年11月7日 · 読了目安4分

この記事の内容
  1. 手口の流れ
  2. 注意すべきサイン
  3. 確認の方法
  4. 被害にあってしまったら

始まりは、間違いのように見えるメッセージ、マッチングアプリでのマッチ、SNSでのコメントです。相手は魅力的で礼儀正しく、充実した生活を送っているように見えます。何週間も毎日やり取りを続けます。そしてある日、さりげなく「暗号資産の投資でかなり稼いでいる」と話し、教えてあげると言い出します。1人あたりの被害額が最も大きい詐欺のひとつです。 英語ではpig butchering(豚の屠殺)と呼ばれます。すべてを奪う前に、時間をかけて信頼を「太らせる」からです。日本の警察は「SNS型ロマンス詐欺」として注意を呼びかけています。

手口の流れ

  1. 最初の接触。 LINEやWhatsAppでの「すみません、間違えました」、InstagramやFacebook、LinkedInでのメッセージ、マッチングアプリのプロフィール。
  2. 関係づくり。 何週間も毎日のチャット、写真、ボイスメッセージ、ときには将来の約束。ビデオ通話は避けることが多く、応じても短く画質の悪いものです。ただし、応じたからといって何の証明にもなりません。今は、リアルタイムで顔を変えられるソフトがあります。
  3. 「何気ない」投資の話。 プレッシャーをかけずに自分の利益の話をします。あなたが興味を示すと、「おじ」や「先生」が使っているというプラットフォームやアプリを紹介します。
  4. 最初の利益。 少し投資すると増えていきます。信用させるために、少額を出金させてくれることもあります。
  5. とどめ。 借金や貯金を使ってでも、もっと投資するよう勧めてきます。出金しようとすると、税金や手数料を求められます。ためらうと、関係は感情的な脅しに変わります。

注意すべきサイン

  • 一度も直接会ったことのない人が投資の話を持ち出す。
  • 直接会えない言い訳がいつもある。ビデオ通話をしただけでは、詐欺ではないと判断できません。
  • 生活がカタログのよう:旅行、高級車、海外でのビジネス。
  • 聞いたことのないプラットフォームで、勧めているのはその人だけ。
  • 「理解してもらえないから」と、家族や友人に話さないよう言う。
  • ためらうと、もっと投資するよう迫ったり、怒ったりする。

確認の方法

  • 相手の写真を画像検索する(Googleなどの画像検索)。モデルやインフルエンサーから盗まれた写真であることがよくあります。
  • プラットフォームを金融庁の登録一覧で確認する:業者の登録の確認方法。InvestRedFlagsでも検索してみてください。
  • 信頼できる人に話す。 外から見ると、中にいては見えないことに気づけます。

被害にあってしまったら

あなたのせいではありません。こうした詐欺は、1人の被害者に何週間もかける組織的な犯罪グループによって行われています。

  • 送金を止めてください。 「これが最後の支払い」と言われてもです。
  • できるだけ早く銀行やカード会社に連絡し、支払いの取り消しを依頼します。
  • 警察に届け出て、やり取りはすべて残しておきます(最寄りの警察署、または #9110)。
  • お金を取り戻すと持ちかける人に注意してください。 それは二次被害の詐欺です。

すべての手順は被害者向けガイドにあります。

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すでに登録した・支払ってしまった場合

  1. これ以上は支払わない。お金を引き出すために「税金」や「手数料」を求められても払わないでください。
  2. 今日中に銀行へ電話:カードを止め、チャージバック(支払いの取り消し)や振込の組戻しを依頼しましょう。早く動くほど、取り戻せる可能性が高まります。
  3. 求められたソフトを入れない(AnyDesk、TeamViewerなど)。入れてしまった場合はアンインストールし、パスワードを変更してください。
  4. 警察と金融当局に届け出る。スクリーンショット、メール、電話番号を保存しておきましょう。
  5. 「返金代行」に注意。費用と引き換えにお金を取り戻すと持ちかける業者は、ほぼ確実に二次被害の詐欺です。

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